COLUMN

コラム

アプリ開発時の注意点

前回のコラムでお話させていただきましたアプリ開発の種類と特徴に続いて、今回は「アプリ開発時の注意点」についてご紹介させていただきます。

[アプリ開発の注意点]

①要件定義を決める

アプリ開発における要件定義とは、どのような内容のアプリを開発するのかの概要を定めることです。どのような機能を入れるのか、どの層をターゲットとするのか、アプリデザインはどのようなイメージにするのかなどクライアントの要望や希望を確認し、開発するアプリの概要を決めていきます。この要件定義が明確に定まっていなければイメージしたアプリを作ることができないため、まずはこの部分を明確に決めることが重要です。

②開発コストを考える

アプリ開発にかかる費用は、開発する内容にもよりますが数百万~1千万円を超える場合もあります。要件定義を決めて設計を進めていっても開発コストが予算に見合わなければ元も子もありません。まずはクライアントが希望するアプリの開発コストがどのくらいになりそうかを考え、コストが予算に合うかを確認した上で話を進めていくようにしましょう。

③個人情報の取り扱いに注意する

アプリ開発を行っていく上で、個人情報の取り扱いには十分に注意を払う必要があります。個人情報の目的外使用や流出があった際は、その責任が非常に厳しく追及されます。そのため、アプリ内でどのような個人情報を取得し、どのような目的で使用するのか、また第三者へ提供することがあるのか等、個人情報の取り扱いに関する内容をクライアントと開発関係者に予め周知しておくことが大切です。

④類似のアプリがないか確認する

開発したアプリに類似したアプリがあった際、著作権侵害に当たる場合があります。アイデアが似ているというだけでは著作権侵害にはなりにくいですが、デザインやキャラクターなどが似ていたりする場合は、著作権侵害に該当する可能性が高くなります。開発後やリリース後に気づいた場合、開発したアプリを削除しなければならないため、開発にかけた費用や時間等全てが無駄になってしまいます。開発する前に類似したアプリがないか事前に確認した上で、開発を進めていくようにしましょう。

以上、一部ではありますがアプリ開発時の注意するポイントを紹介させていただきました。

この度紹介した内容の他にも注意をしなければならない点がいくつかありますので、次回も引き続きご紹介させていただきます。

次回に続く

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