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コラム

余白でWEBデザインの美しさが決まる!?

皆さんはWEBデザインを行う際、余白をどのように考えていますか。

「WEBサイトで何もないスペースは、デザイン上無駄な空間ではないか?」

そのように考える方もおられるかと思います。

しかしWEBデザインの世界では、画像やテキストなどコンテンツのまわりに少しゆとりを持ったスペースを置くことが理想的とされています。

余白は「ホワイトスペース」とも呼ばれていますが、CSSではマージンやパディングと呼ばれ、WEBサイト構成で余白の領域を指定して作ります。

WEBデザインで、余白を上手く活用することで以下のような効果をユーザーに与えることができます。

1.すっきりとした美しいデザインに見せることができる

WEBデザインにおいて、余白はスマートなイメージや、すっきりとしたイメージの印象を与えることができます。

サイト全体が画像やテキストでいっぱいに覆われていると、デザイン性が感じられず決してカッコイイWEBサイトには見えません。

逆に余白を十分に取ったサイトは、全体がすっきりとまとまった印象を与えることができ、デザイン性のある美しいWEBサイトに見せることができます。

2.情報を切り離し、可読性を改善することができる

余白には、コンテンツの間に置くことで前後の情報を切り離して見せるという効果があります。テキストコンテンツで、文章の区切りが分からなかったり、違う内容の説明に入ったことに気づかなかったりすることを防ぐのに効果的です。

文字間や行間の間隔を適切に取るだけでも、読みやすさが飛躍的に向上します。

3.全体のバランスを整えることができる

WEBサイトにデザインを配置するときに、適切な余白を取っていないとバランスが悪く見えてしまう場合があります。

例えば、デザインを左揃えで見せたい場合などに、右側に余白を置くことでバランスが整いますが、このような時に何もないスペースがあるからといって無理やり右側のスペースを埋めてしまうと、左揃えのデザインが台無しになってしまい全体のバランスを崩してしまうことになります。

このようにWEBデザインにおいて余白は非常に重要な役割を果たしています。

デザインを行う際は、各パーツ部分のデザインだけでなく全体のイメージをよく見せることが大切です。

余白には、全体のデザインをよく見せる効果があるとともに、見やすさや読みやすさといった可読性を向上させる効果もありますので、ユーザビリティの向上の為にもWEBデザインを行う際は上手く活用することを心がけてみてください。

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