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Gmailにメールが届かない時の対策方法は?

お問い合わせフォームからの自動返信メールがGmailのアドレス宛に届かないといった経験はありませんか?

2022年3月頃よりGmailのスパム判定が厳しくなったことで、メールが届かないといった事例が出てくるようになり、特に2023年の夏頃から、そのような声が多くなってきていることから判定基準がさらに厳しくなった様子が伺えます。Gmailアドレス宛にメールが届かない原因はいくつかありますが、今回はそのようなメールが届かなくなった時の対処方法について、いくつかご紹介させていただきます。

①ドメインにSPFレコードを設定する

Gmailにメールが届かない場合、SPFレコードの設定で回避することが可能です。Gmailは、メールの送信元のドメインが認証されていない(偽証ドメイン)と判断した場合に、自動的にスパムメールと判断してメールをブロックします。SPFレコードとは送信元ドメイン認証技術で、設定することで送信元のドメインが偽証されたものでないと受信相手に知らせることができます。その為、Gmail宛てにメールが届かない時に、このSPFレコードを設定することで届く可能性が高まります。

②SPFレコードにWEBサーバーのIPアドレスを入れる

SPFレコードの設定は、通常は送信元メールサーバーのIPアドレス情報を登録しますが、お問い合わせフォームからの自動通知メールはWEBサーバーから送信される場合が多くなる為、設定の際にWEBサーバーのIPアドレスも登録する必要があります。SPFレコ―ドを設定したがその後もメールが届かないといった場合は、WEBサーバーのIPアドレスが入っていないことが原因となっていることもありますので、その際は設定を追加するようにしましょう。

③受信側のGoogleドライブの容量を確認してもらう

Gmailは、Googleドライブというクラウドストレージを利用してデータを保存しています。Googleの無料サービスには、データ容量が15GBという上限があり、それ以上の容量が必要な場合は有料のサービスを申し込む必要があります。このデータ容量がいっぱいになるとメールを受信できなくなりますので、メールが届かない原因となっている可能性があります。その際はGoogleドライブの容量がいっぱいになっていないか受信側の方にも確認してもらいましょう。

④迷惑メールフォルダを確認してもらう

Gmailには迷惑メールフィルタ機能が標準で設定されています。その為、受信したメールが迷惑メールと判断されると迷惑メールフィルタに自動的に振り分けられることがあります。メールが届いていない時に、迷惑メールフォルダを確認するとこちらのフォルダに入っていたということもよくありますので、念の為確認してもらうようにしましょう。

以上、一部ではありますがGmailのアドレス宛にメールが届かない時の対策方法についてご紹介させていただきました。

Gmail宛てにメールが届かない際は、ぜひ参考にされてみてください。

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