直帰率を下げるために必要なこと
直帰率とは、WEBサイトを訪れたユーザーが他のページを閲覧することなく直帰した割合を表す指標です。
簡単に説明すると、全体のセッション(訪問)のうち1ページ目のみを閲覧してサイトを去ってしまった人の割合になります。
例えば、1日に10回の訪問があり、そのうち7回の訪問が、他のページを閲覧することなくサイトから出てしまったとすると、
この時のページの直帰率は、70%ということになります。
ではその直帰率を下げるためにはどのような方法があるのでしょうか?
ここでは3つの対策方法をご紹介します。
①コンテンツの親和性を高める
サイトユーザーは検索から目的を持ってサイトに訪問しています。検索ワードに合った内容のコンテンツがないと、ユーザーはこのサイトでは目的の情報は得られないと判断しサイトから離脱してしまいます。
目的キーワードとコンテンツの親和性を高めることで直帰率の改善につながります。
②デザイン面の改善
サイトユーザーは、ファーストビューの2~3秒でこのサイトを進んで見るかどうかを判断します。これはお見合いの第一印象のようなもので、第一印象が悪いとその時点で相手への興味はなくなってしまいます。
ユーザーの第一印象を良くするために、ファーストビューのデザイン性を改善することが必要です。
③サイトの表示速度を速くする
サイトの表示速度、いわゆるページの読み込み速度は直帰率に大きく影響します。
ページの読み込みが遅いとユーザーは心地よくサイトの閲覧が出来ない為、それ以上読み進めようという気持ちがなくなってしまいます。
特にモバイル表示速度は、スマホ利用率の増加に伴い重要性が高まっています。
今回は対策方法の一部を紹介しましたが、重要なのはユーザーの目線に立ち、ユーザーの気持ちを理解することです。
また、これらを意識し、サイト構築を行うことで必然的に直帰率が下がり、ユーザビリティの向上に繋がってきます。